住吉神社(スミヨシジンジャ) 神戸市灘区大石南町1-1-20

住吉神社(スミヨシジンジャ) 神戸市灘区大石南町1-1-20

御祭神:天照皇大神、表筒男命、中筒男命、底筒男命
                   
由 緒
 当社は、「敏馬神社御旅所」として、大石に鎮座している。旧記は元文年間(1736~)の大石村の大火により焼失してしまったが、旧聞によると、「御神体は天和年間(1681~)に大石村の海中より御出現され、社殿を造営し奉斎した」、また、「大石は、上古、神を祀る氏が居住する地で、名を生石と称えた。神功皇后朝鮮出兵の時、この地の舟人が召され勲功を立て米18石を賜り、その光栄を後世に記すため、十八を合わして大とし、生石から大石に改称した」とのことである。
 社殿は、文化11年(1814)と昭和10年に改築したが、阪神淡路大震災にて倒壊し、平成14年に再建。
 神社西隣に「沢の鶴資料館」(県指定文化財)があるように、大石は、江戸時代中期より、酒造業、江戸へ酒を運ぶ廻船業大いに栄え、彼らの庇護を得ようと、多くの文人(俳人与謝蕪村その門弟呉春・大魯など)が訪れ、地元より、松岡士川・士巧など有名な俳人を多く輩出した。
 境内には、蕪村の「畑打ちの眼をはなれずよ摩耶ケ獄」の句碑がある。
 社殿前から本社の敏馬神社前までの海浜を「みぬめの浜・浦」といい、古来より白砂青松の景勝地であったため、藤原定家、吉田兼好など、多くの文人が「みぬめ」の地名と「見ぬ眼」を掛詞とした和歌を詠んでいる。しかし、昭和初期より順次埋立てられ、今は「HAT神戸」として開発中で、昔の面影は全く失われた。
【神戸の神社】 兵庫県神社庁神戸市支部・編著より


社頭
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鳥居・社号標
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境内
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注連縄柱
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境内
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拝殿
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本殿
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拝殿前の狛犬
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末社
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左手・末社 判読不能
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右手・末社 彦九郎大明神
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敏馬神社御旅所
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石碑 蕪村の「畑打ちの眼をはなれずよ摩耶ケ獄」の句碑??
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手水舎
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所在地:住吉神社(スミヨシジンジャ) 神戸市灘区大石南町1-1-20






阪神電気鉄道(阪神電車)本線の大石駅 南へ約560m






令和 6年(2024)10月16日 参拝




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