船寺神社(フナデラジンジャ)通称名:船寺さん 神戸市灘区船寺通2-1-25

船寺神社(フナデラジンジャ)通称名:船寺さん 神戸市灘区船寺通2-1-25

御祭神:八幡大神、天照皇大神、春日大神                    

由緒
 神功皇后が三韓遠征よりの帰途、当地近海を過ぎようとした時、海上暴風波浪となったため、暫く船を繋いで風波の和らぐのを待って出航したという。
 当地は、古くから瀬戸内海の海上交通の要所、東海道の要路であり、地理的に重要地点であるに加え、「河原」という地名が示す如く、都賀川の川原で治水が不充分なため、仁和4年(888)に京都の石清水八幡宮の御分霊を勧請し、東向きに社殿を建て諸々の災除けを祈願したという。
 永保2年(1082)に八幡太郎義家が近海を航行中、海上に光るものがあり、不審に思ってその光を追ってゆくと何時しかこの船寺の岸に着いた。土地の人々から神功皇后の故事を聞き感動し、家臣の都賀野公文に命じて天照大神を祀ったという。(一説に、この時初めて神社を創建し、八幡大神・天照大神を祀ったという)更に、寛治2年(1088)に立派な社殿を建立し、この頃から「東向八幡宮」と称するようになった。
 正平17年(1362)に、都賀野行家が奈良の春日大神の御分霊を迎えて祀り、寛文8年(1668)の増改築時には四代将軍徳川家綱が拝殿を寄進した。(当時の社地は天領地であった)
 昭和20年の空襲で全焼したが、同41年に鉄筋コンクリート造の社殿を再建し現在に至る。

【神戸の神社】 兵庫県神社庁神戸市支部・編著より



社頭
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鳥居・社号標
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境内
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注連縄柱
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拝殿
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本殿 御祭神:八幡大神、天照皇大神、春日大神 
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拝殿前の狛犬
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末社 稲荷神社
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末社 岩楠社(楠霊命)
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不明
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社務所
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手水舎
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境内案内石碑
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御由緒
御祭神:八幡大神、天照皇大神、春日大神
 往古 神功皇后が三韓よりの帰途海路此の地を過ぎ給う時当地に風波を避け御船を留め給うたと伝えられ 下って仁和4年(888)石清水八幡宮より御分霊を迎えて朝日の豊栄昇る東の方へ向け神殿を設け  永保2年(1028)八幡太郎義家が八幡宮を造営したのを当神社の起源  とする。
 やがて厄除東向八幡宮として朝野の崇敬を集め寛文8年(1668)四代将軍德川家綱公が拝殿を寄進、昭和20年戦災に依り全焼直ちに仮殿を設けて復興に務め昭和41年新築完成 現在に至る。
 境内末社 船吉稲荷社 岩楠社(楠霊命)
 例祭日 1月18・19日 厄除例祭
     7月第三土・日曜 夏季例祭
    11月第一土・日曜 秋季例祭          
船寺神社




所在地:船寺神社(フナデラジンジャ)通称名:船寺さん 神戸市灘区船寺通2-1-25






阪神電気鉄道本線(阪神電車)阪神大石駅 南西約100m





令和 6年(2024)10月16日 参拝




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