水神社(スイジンジャ)通称名:水神さん 神戸市灘区灘北通5-6-6

水神社(スイジンジャ)通称名:水神さん 神戸市灘区灘北通5-6-6

御祭神:罔象女神 (ミズハノメノカミ)  
 配祀神:倉稲魂神 (ウガノミタマノカミ)                    

由 緒
 創立年代は不詳であるが、この地は往古田園地帯であったが、水害が多く農事の大不作が続き、村民大いに困却した。稗しか作れないということで「稗田」という名で称された。後光明天皇の承応年間(1652年~1655年)、村民達が、農事の無事を祈念するためこの聖地を占い、水神を祀ったのが始まりと伝う。
 以来、稗田地区の除災守護の社として継承され、明治6年(1873年)8月に村社に指定された。同42年(1909年)2月に稲荷神社を合祀した。後に、別の稲荷社を境内に祀り、その稲荷社で毎年2月の初午に初午祭を斎行している。
 御祭神が水(罔象女神・みずはのめかみ)と稲(倉稲魂神・うかのみたまかみ)に関係し、水分と食物という生命を培う二源泉の代表となっている。よって、延命長寿の神様として崇敬されている。
 明治35年頃まで「ふとんだんじり」が出て、鉢巻き・たすき掛け姿の子供たちが賑やかに太鼓を打って祭礼を盛り上げ、また、明治43年頃から昭和10年頃までは、大中小3基の神輿が町内を巡行していたという。戦後からは子供神輿に変わり巡行していたが、昭和34年頃に中断した。しかし、同50年代から神輿巡行が復活している。
 平成7年の阪神淡路大震災で被った社殿等の損壊もほぼ修復し、境内の参集所は地域住民の和合の場として用いられている。
【神戸の神社】 兵庫県神社庁神戸市支部・編著より


社頭
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境内
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拝殿
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本殿 御祭神:罔象女神、倉稲魂神 
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末社 稲荷神社 御祭神:森本稲荷大明神
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稗田薬師地蔵尊
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社務所
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手水鉢
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石碑
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由緒
祭神:岡象女神・倉稲魂神
創立年代詳らかならざるも傳え言ふ、後光明天皇の承応年間(1652年~1655年)の創祀にて、北の地方稗田の称ある如く、住吉は田園なりしが、当時水害ありて農事大不作にして住民大困却せりとぞ、ここに住民挙りて此の聖地を卜し、農事の無事を祈りて水神を祭祀せるに始まると伝ふ。
以来、当稗田地区の除災守護の社として継承され、明治6年(1873年)8月村社に指定さる。
同42年(1909年)2月稲荷神社を合祀す。  
昭和63年10月吉日  
稗田協議会


境内案内板
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所在地:水神社(スイジンジャ)通称名:水神さん 神戸市灘区灘北通5-6-6





JR西日本 東海道本線(愛称;JR神戸線)摩耶駅 北出口より西へ約180m(直線)



令和6年(2024)11月 6日 参拝




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