猿田彦神社(サルタヒコジンジャ)通称名:猿田彦さん 神戸市灘区灘南通4-3-8

猿田彦神社(サルタヒコジンジャ)通称名:猿田彦さん 神戸市灘区灘南通4-3-8

御祭神:猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ) 

由 緒
 この地は、光仁天皇宝亀元年(770)から天火明命の後裔たる津守連祖田裳見宿祢が居住し、その後も津守の氏族が長く住みつき、海上交通の衛りを司ったことから、「津守郷」と称した。
 その係わりから、東山天皇の元禄年間(1688~)に、村人達が交通の守護神として猿田彦を祀ったという。また、ある説には、別名椿神社といい、神宮寺であった船寺八幡宮の方除けの神として祀ったとも伝えられている。
 境内には稲荷神社と地蔵堂を祀っている。稲荷神社では毎年2月に初午祭が斎行され、地蔵堂では毎年8月地蔵盆が行われているが、特に例祭を伴う神事芸能はない。
 猿田彦といえば、神輿渡御の際の先導役の神として一般に知られているが、ただ単なる道案内神ではなく、人々を正しき心に導く御神徳の神であるが、近年の自動車の急増と交通事情の悪化のためか、また、近辺に猿田彦を祀る社も数少ないことから、道中守護神のみが認知され、交通安全の御神徳を授かろうとする遠方からの参拝者も少なくない。
 阪神淡路大震災(1995)で被った神社各所の損壊も修復し、境内参集所では定期的に各種の教室等も開かれ、地域住民の和合の場となっている。
【神戸の神社】 兵庫県神社庁神戸市支部・編著より


社頭
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鳥居・社号標
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境内
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拝殿
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拝殿内部
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本殿 御祭神:猿田彦大神
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拝殿前の狛犬
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末社 稲荷神社
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地蔵様
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社務所
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手水鉢
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境内案内板
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猿田彦神社
 祭神:猿田彦大神
 当神社の創立は明らかではないが御祭神は「古事記」「日本書紀」に登場し神々の中でも最高にユニークな部類に入る神である。猿田彦大神は天孫が天降りされると聞いたので其の道案内をつとめたとつたえられるほか、いろいろと民族信仰と結びついている。
 その一つが道租神であり、道祖神は邪霊を防ぐ神であり、又は導きの神、境の守りの神でもある。さらに男女の縁結びの神であり、子宝・安産・子育てなど子孫繁栄とこれにまつわる病の癒しに関るさまざまな願いをかなえてくださると伝えられ、以来当森地区の除災招福の神社として継承され明治6年8月に村社に指定される、昭和20年の戦災にも火災から免れた等霊験あらたかである。 
 現代では建物建設の際に土地の守護を、又、交通安全を祈る参詣者も多い、昭和40年6月豊川稲荷神社を創立した、その他、境内に地蔵菩薩を安置する。
森協議会







所在地:猿田彦神社(サルタヒコジンジャ)通称名:猿田彦さん 神戸市灘区灘南通4-3-8







JR西日本 東海道本線(愛称;JR神戸線)摩耶駅 南東約70m(直線)



令和6年(2024)11月 6日 参拝




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